「噛みしめ」や「歯ぎしり」の自覚がなかったり、自己暗示がうまくできない場合は、マウスピース(オクルーザルスプリント)をお作りします。
マウスピースには3種類あります。いずれも全部の上の歯を覆うような形をしています。
1.診断用
「噛みしめ」や「歯ぎしり」をしているか診断するときに使ってもらいます。下の全部の歯と咬むようになっています。
マウスピースには黒いマジックインクが塗ってあります。インクやマウスピースの削れ具合を見て診断します。最低2週間使ってもらいます。
2.治療用
「噛みしめ」や、「歯ぎしり」をしないようにするために使ってもらいます。下の前歯でしか咬まないようになっています。また、歯ぎしりできにくいように前に壁がついています。この壁は喉の乾きの防止にもなります。これを使うと症状は劇的によくなります。
これを入れていると、夢が多くなったり睡眠が浅いように感じますが、次第に慣れてきます。また、顎の関節が疲れたり下の前歯が浮いたりする時は噛みしめている証拠です。自己暗示を強化してください。
このマウスピースは治療期間の数ケ月のみしか使ってはいけません。長期間使っていると咬んでいない奥歯が伸びて噛み合わせが狂ってしまうことがあります。
3.メンテナンス用
長期間使う必要があるときは、治療用のマウスピースを全部の歯が咬むように改良してメンテナンス用として使ってもらいます。
マウスピース:
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